観音の里たかつき
滋賀県高月町の「観音の里たかつきふるさとまつり」で元禄15年(1702)につくられた秘仏・十一面観音菩薩坐像を拝観してきました。
賎ヶ岳合戦で焼討に逢った観音像を鞘仏まで造って今日まで守ってきたと言われる、神亀年中(724~729年)憎・行基が自ら観音像を刻みこの地(高月町宇根)に開いたと伝える小堂・宇根野寺が現在の慈光山冷水寺の祖。時世は流れて、天正11年3月(1583)賎ヶ岳合戦の際、湖北の地はことごとく焼き払われ、この観音堂も火に包まれました。村人は、小堂を建て焼け傷んだ像を安置し、堂の前に清水が湧いていたことから冷水寺と寺号を改めました。
元禄12年(1699)お堂の扉が自然に開き、中から現れた痛ましく焼け損じた観音像の尊容に村人は心を痛め、講を結んで大慈大悲の功徳を講仰し、元禄15年(1702)京都で鞘仏・十一面観音像をつくり、痛ましいお姿の本尊は台座内に深く納められた。







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